水琴亭茶道教室の建物、設備等の概要です。

目 次
1.場所
2.建物
3.水琴窟(すいきんくつ)
4.大蹲踞
5.茶室
 (1)水琴亭(すいきんてい)
 (2)楽水堂(がくすいどう)
 (3)久水庵(きゅうすいあん)

1.場所
・荻窪駅より南に約1km、徒歩約15分の場所で、閑静な住宅街に位置します。
・駐車場はありません。

2.建物
・軽量鉄骨タイル壁の二階建て個人家屋です。
・一階が水琴亭になります。
・茶室3、水屋2、御手洗2、台所1で構成されています。
・茶室は全て水琴亭亭主の工夫考案設計によるものです。
・久水庵は京都大徳寺玉林院の蓑庵を参考にしました。
・道路沿いを考慮して、防犯・火災防止に配慮した造りです。
・全て京間(京間1間=191cm、江戸間1間=176cm)です。

3.水琴窟(すいきんくつ)
・内露地の蹲踞の下には、1987年に亭主の手造りした水琴窟が、現在も幽玄な音を奏でていて、水琴亭の内にまで聞こえてきます。松風と水琴窟の妙なる饗宴は五感に心地よく響き、多忙な現代人には一服の清涼剤です。都会のオアシスと言えるでしょう。

4.大蹲踞
・玄関前露地には、西伊豆海岸より運ばれてきた大きな立蹲踞があります。

5.茶室
(1)水琴亭(すいきんてい)
 ・八畳、上座床、書院造、貴人口
 ・炉1つ(本勝手炉)
 ・定員目安10名
(2)楽水堂(がくすいどう)
 ・四畳半、上座床、貴人口
 ・炉2つ(向切の本勝手炉・逆勝手炉)
 ・定員目安5名
(3)久水庵(きゅうすいあん)
 ・二畳中板、下座床、七窓、躙口
 ・炉3つ(向切本勝手炉・台目切炉・隅炉)
 ・定員目安5名